2015年12月24日木曜日

アルコール性認知症

ことの発端は昨日の天皇誕生日の朝、実家の父からの電話


「もめてるから来てくれよー・・・」







あ〜まただ。いつものこと。もめさせてるのはあなたでしょ。




行きたくないって言ったら母が泣きだしたから急いで着替えて実家に





父が完全にアルコール性認知症と診断されてもう2年ほどだが




その前数年、徐々に徐々に壊れてきた




景気の良い時からお酒は好きだったが




業界全体の不景気のあおりで会社を廃業してから




そのアルコールの量も一層増えていった。




引退してもいい年齢だったし




普通に生活するには困ることもないのだが




今思えば男が仕事を奪われると



仕事以外の趣味のない人には堪えるものだ




そして毎日の日課のように外に飲み歩く




ここ3年ほどいろいろなもの忘れがひどく



アルコール性認知症と診断されても




自分では認めない




主治医にアルコールを飲むと脳が萎縮してますます認知症は進むといわれて




主治医には再三アルコールをやめるように言われているのだが




全く聞き入れない。




羽振りのよかった時代の記憶だけで




自分は病気でないと言い張り




アルコール中毒




毎日のように外に飲みに行きたくて




出て行こうとする母の手を振り切ってでも行くから




老人とはいえ男の力で腕を思いっきり押しのけられると




酷いあざになってしまう。



こういうことが度々で




母もほとほと疲れてしまい



認知症の上にアルコール中毒が重なると手に負えない




結局昨日は兄弟で集まって父にいい含めるも




のれんに腕押し




何度言い聞かせても絶対飲まないとは言わない




言ったところで相手は認知症





いつもそばにいない末弟などは





目の前の父親の姿と言動を信じたくないし我慢できなくなる





相手が認知症の病気の症状の老人だとわかっていても






つい声を荒げてしまう




完全な認知症になるまで病院にはいれないし





アルコール中毒専門病院にいれたら認知症は進むのが目に見えてる




どうしようもない。








クリスマスイヴの今日は仕事を休んだ。




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